FUJIFILM X-E3 単焦点レンズキットを購入した理由

FUJIFILM X-E3 単焦点レンズキットを購入した理由

富士E3

高性能で軽量なカメラとしてFUJIFILM X-E3 単焦点レンズキットを購入した。まだ、テスト段階だが非常に満足している。E3を決定した理由を紹介する。

高性能=撮像素子の大きさ

カメラやスマホの宣伝では画素数をPRする傾向にあるが、私はカメラの性能はほぼ撮像素子の大きさに比例していると思っている。

スマホや安いコンパクトでは1/2.3型(6.2×4.6mm)の撮像素子が使用されているが、これの大きさは横6.2ミリ、縦4.6ミリである。こんな小さい場所に緻密な映像を投影するのは無理でないかと思っている。レンズ性能が良くなければ意味をなさないだろう。

この意味ではフルサイズ(36.0×24.0mm)が一番であるが、これは完全にプロや上級アマチュアが使うカメラで価格も高額で重量もある。
アマチュアが使うのは高性能といってもAPS-C(23.6×13.0mm)程度までが適当だと思っている。これが使用されているカメラを第1目標にした。メーカによってはフォーサーズ(17.3×13.0mm)を主力にしているメーカもあるが、これは準候補である。。

老人には軽いことが重要

年配者にとってはカメラの重さも重要な選択基準となる。以前は一眼レフカメラを持っていたが、旅行やハイキングなどではカメラの重さが負担になるので、自然と持ち歩かなくなった。その後、コンパクトカメラやスマホで済ましていたが、やはり性能や使い勝手の面で不満になった。今回のカメラの選択では性能と軽さを天秤にかけて決定することにした。

高級コンデジとミラーレスカメラ

軽量で高性能のカメラとして、「高級コンデジ」と言われる分野のカメラがあるが、このカメラはレンズ交換が出来ないので、少し不満が残る。そこで多少重くはなるが、レンズ交換のできるミラーレスカメラから選ぶことにした。なお、一眼レフカメラには高額で軽量のものはないので却下である。

フイルムシュミレータ

APS-Cの撮像素子を使用して軽量なカメラをいろいろ検討していると、フジフイルムがフイルムシュミレータという機能を搭載して評判になっていることが分かり、一気に興味が湧き第一候補とした。

RAW現像すればどのメーカのカメラからも作り込めるのでないかと思うが、フジフイルムは昔はカメラ本体でなくフイルムを作っていた会社であり、この分野についてはノウハウがあると考えた。

同社のフイルムシュミレータの説明には次のようになっている。フイルムを使用していた世代からすると非常に懐かしさを覚え名前である。

フィルムを長年作ってきた当社ならではの、豊かな色再現性と階調表現をフィルム取り替える感覚で設定できる機能です。
カラーリバーサルフィルムを再現した「PROVIA」「Velvia」「ASTIA」、渋みのある「CLASSIC CHROME」、プロ用ネガフィルムを再現した「PRO Neg.Std」「PRO Neg.Hi」、レトロな雰囲気をかもし出す「SEPIA」、モノクロフィルムを再現した「アクロス」「モノクロ」「モノクロ+Yeフィルター」「モノクロ+Rフィルター」「モノクロ+Gフィルター」、映画用のフィルムを再現した「エテルナ」など、多彩なモードを用意しています。

「富士フイルムのサポート情報」から

単焦点レンズを選択

カメラのキットのレンズとしてはズームレンズが一般的だか私は軽量と高性能と観点から単焦点レンズのキット XF23mmF2 R WRを購入した。

単焦点レンズは画角が固定されるが、レンズ性能としては良いはずである。単純な話として、レンズを設計するとき、単焦点レンズは特定の画角だけよく映るように考慮すればよいが、ズームレンズは更に各画角毎に最適化を図らなければならないので、難しくなり性能も悪くなるはずである。

問題は広角の単焦点レンズで望遠の映像を得るにはどうするか? 出来ないことはない。単焦点レンズは高解像であるので、映像を部分的に切り取れば望遠と同じ画角になる。望遠レンズの画像と切り抜いた画像は周囲のボケ具合や解像度などの点で異なるが、この点は諦める。

購入したカメラキットの内容

FUJIFILM X-E3とフジノンレンズ XF23mmF2 R WRのキット。合計重量は約520gで、少し重いが負担になるほどではない。撮像素子はAPS-CサイズのX-Trans  CMOSIIIセンサー。有効画素数は約2430画素(6000×4000)。X-Trans センサーは画像にこだわる富士フイルムの特別仕様のセンサーである。一般のセンサーを使用した製品もあり、少し安価である。

テスト撮影

早速、身近なものを撮影した。サイズは1200×800に圧縮し、表示するときはシステムで更に圧縮されて表示されている。

切り抜いて望遠効果を出した例。下に画像は上の画像の一部を切りにいたもの。十分に精細で特に気になるものではない。